品川翔英幼稚園

幼稚園だより

秋の遠足(年中組)

2025.11.01

年中組の遠足では、「上野動物公園」へ行ってきました☀️

今回の遠足は、これまで園で取り組んできた探究テーマ「動き」とつながる活動。 
志ら梅祭での作品や運動会でも“身体の動き”をテーマに探ってきた子どもたちが、今度は“動物たちの動き”に目を向けて探求します🔎 

 

前日は、動物園にはどんな動物がいて、どんな動きをするのか皆で身体を動かして考えました🌟

その後は、動物になりきってクラス対抗リレーをしました🫧

待ちに待った遠足、お家の人と手を繋いでスタートです❣️

 

👀 「動き」を見つめる目が育つ 

動物園に着くと、子どもたちはすぐに観察モードに👓 
「あの鳥はどうやって飛ぶんだろう?」「ゴリラは葉っぱを食べてるよ!」
と、次々に興味があふれます。 

先生はあえてすぐに答えずに、 

「ほんとだね。どうしてだと思う?」 
「自分の体でやってみたら、どんな感じ?」 
と声をかけます。 

子どもたちは腕を長く伸ばして“キリン”、ジャンプして“カンガルー”、手をひらひらさせて“ペンギン”。 
観察から生まれた気づきが、そのまま体の表現へとつながっていきました。 

 

🤸♀️ “動き”を感じる身体の学び 

園でこれまで取り組んできた「動きの探究」では、 
「動く・止まる・揺れる・伸びる」といった身体の表現を通して、自分の体をコントロールする力や、動きの面白さを味わってきました。 
今回の遠足では、動物たちの動きと自分の身体の動きを重ねて体感することがねらいです。 

「チーターは足が速いね」「ゾウはゆっくりだけど力強いね」 
そんな発見を通して、子どもたちはスピードやリズム、力の入れ方といった“動きの質”にも自然と気づいていきます。 
動きを「まねる」ことは、観察力と身体感覚の両方を育てる豊かな学びにつながります。 

 

園内を見学した後は、みんなが待ちに待ったお弁当タイムです🍙

 たくさん歩いてお腹ペコペコになった子どもたち🌟

お家の人やお友だちと、楽しそうに食べていました🎶

🌱 教育的なねらい 

この活動には、次のような教育的な意味があります。 

  • 観察力を育む:動物の動きを注意深く見ることで、自然への関心や注意力を高めます。 

観察している写真 

  • 身体表現力を広げる:動きをまねることで、身体を通じた表現の楽しさを味わいます。 

真似ている写真 

  • 思考力を養う:「どうしてこう動くの?」と考える中で、因果関係への理解が芽生えます。 

考えていそうな写真 

  • 共感と協働:友達と動きをまねっこしたり笑い合うことで、関係性が深まります。 

   友達と笑い合っている写真、真似っこし合っている写真 

 

🐾 さいごに  

子どもたちにとって、動物たちは“先生”でもあります。 
その動きのひとつひとつに、生命の不思議と力強さを感じた遠足。 
これからの保育でも、身近な動きや自然のリズムを通して、 
「見る・感じる・表す」という学びの循環を大切にしていきます。 

 

🧺 保護者の皆さまへ 

先日は、お忙しい中、親子遠足にご参加いただきありがとうございました。 
子どもたちは、おうちの方と一緒に動物たちを見たり、「あれ動いた!」「こっちにもいるよ!」と声をかけ合いながら、笑顔いっぱいの一日を過ごすことができました。 

保護者の皆さまが寄り添い、共に感じ、共に驚きながら過ごしてくださったことで、子どもたちの“動きへの探究”はより豊かに、そして温かく広がりました。 

 
園での学びが家庭へ、そして家庭での体験が園へとつながっていく、このような時間こそが子どもたちの成長の大きな力となります。 

 子どもたちの心の中には、遠足での体験がきっと深く残っていることでしょう。 

これからも、家庭と園が一緒になって、子どもたちの“わくわくする学び”を見守っていけたらと思います。 

 
ご協力とあたたかなご参加に、心より感謝申し上げます。 

 

 

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