幼稚園だより
🍠 いざ、さつまいも博士出動!〜芋ほり遠足〜(年長組)
2025.11.10


いよいよ年長組の子どもたちが楽しみにしていた芋ほり遠足の日を迎えました🥰
これまで園では「さつまいも博士になろう」をテーマに、実際のさつまいもを手に取って観察したり、図鑑や絵本で調べたり、つるや葉っぱのつながりを探ったりしながら、“さつまいもがどうやって育つのか”を自分たちの目と心で確かめてきました👀
🌱 土の中の世界へ――探究の集大成




今日は、その探究の成果を“体験”として確かめる日です💖
園での研究で得た知識をもとに、「つるの下にはどうなっているのかな?」「おいもはどんな形かな?」と、子どもたちは胸を高鳴らせながら出発しました🚌
保育室での観察では「重い」「ざらざらしてる」と言っていたさつまいもも、畑では土に包まれ、自然の香りとともに子どもたちを迎えてくれます🍠
スコップを手に、慎重に掘り進めながら「見えた!」「まだくっついてるよ!」と歓声があがりました。「もう疲れた…」という子どもも、最後まで諦めずに頑張りました💕
その瞬間、子どもたちは“博士”から“発見者”へと成長したように見えました✨
🍂 探究が「実体験」へ



この活動は単なる収穫体験ではなく、
これまでの学びが“つながり”として実感できる大切な教育の機会です😊
- 知識と体験の統合:観察・調査・予想といった探究活動が、実際の体験を通して確かな理解へと変わる。

- 主体性の育成:子ども自身が「どうやって掘ろう?」「どこにあるかな?」と考えながら行動することで、主体的に学ぶ姿勢が育まれる。

- 自然への敬意と感謝:土の中で育つ命を自分の手で感じることで、「いただく」ことの尊さに気づく。

バスの中では「自分で掘ったおいもで何を作ろうかな?」という話題で大盛り上がり❣
まさに、“知る → 見る → 触れる → 考える → 味わう”という五感の学びがつながった一日となりました🥰
🚌 自分たちだけで行く、ちょっと特別な一日


今回の遠足は、子どもたちだけでバスに乗って出かけました🚌
“自分たちで行く”という特別感が、子どもたちの心を大きく育てます💕
バスの中では友達と会話を楽しみ、外の景色を眺めながら期待と少しの緊張が入り混じった表情😊
園を出るときに見せた小さな背中には、「自分たちで行って帰ってくる」という成長の証がしっかりと刻まれていました✨
💬 保護者の皆さまへ
本日は、朝早くからお弁当や持ち物のご準備、また温かい励ましをありがとうございました。
子どもたちが安心して出発できたのは、保護者の皆さまのご協力あってのことです。
園での探究活動を支えてくださり、家庭でも「どんなおいもが掘れるかな?」と一緒に気持ちを高めてくださったことで、
子どもたちは“自分で挑戦する楽しさ”を感じながら、この一日を心いっぱいに過ごすことができました。
掘ったおいもを手にした子どもたちの笑顔には、学びの達成感と、支えてくれた人への感謝の気持ちがあふれています。
これからも、園とご家庭が一緒に子どもたちの成長を見守り、学びの喜びを共有していけたらと思います。
本当にありがとうございました。

