品川翔英幼稚園

幼稚園だより

「ありがとう」が生まれる学びの物語

2025.11.25

11月23日(日)は勤労感謝の日です✨

勤労感謝の日は、お仕事をしてくれている人に「ありがとう」を伝える日です🌟

この活動には

「働く人に気付くこと」

「ありがとうの気持ちを自分の方法で表現すること」

「異年齢で関わり学び合い、憧れを育てること」

というねらいが込められています☺️

子どもたちが自ら考え、選び、伝えた姿を、ご紹介します❗

 

【働く人に“気付く”】

― 園の生活は、たくさんの人に支えられている

幼稚園内を探検して幼稚園にはどんなお仕事をしている人がいるのか知るところから始めました🔎

「ここでは何のお仕事をしているの?」

「どんなふうにみんなのためになっているのかな?」

と、先生の問いかけに耳を傾けながら、さまざまな“働く姿”に出会いました✨

給食室からは美味しい匂いが漂い、

「いつも作ってくれてるんだね!」と目を輝かせる子も❣️

園庭ではお掃除の先生に会い、

「ありがとう」と自然に声をかける姿も見られました🧹

バスの運転手さん、給食室の方、事務所の方、用務員さん、守衛さん、警備員さんなど

普段直接関わる機会が少ない方たちからお話を聞き、「こんなお仕事があるんだ!」と気付く姿が見られました🎶

「どんなお仕事をしていますか?」という問いかけに対しては、
「悪い人が入らないように見守っています」とのお話や、
「帰るときはおうちの人と手をつないで帰りましょうね」と、安全面に配慮した言葉をいただきました🌟

【ありがとうを“考え、形にする”】

― 子どもが伝えたい方法を、自分で選ぶ

幼稚園探検を通して見つけた「ありがとう」を伝えたい相手を思い浮かべながら、子どもたちはお手紙を書いたり、歌の練習をして準備を進めました🎶

「手紙を書きたい」

「絵を描いてプレゼントしたい」

「言葉で伝えたい」

「歌を届けたい」

―少しずつ感謝の心が形になっていきました―

このねらいは、

「表現の多様性を認め、自分で選ぶことで主体性を育てること」です🌱

たんぽぽ組が、「ありがとうのきもちの会」の招待状を届けに行きました💌

「ありがとうのきもちの会」では、お世話になっている方々に感謝の気持ちを伝えることができました❣️

【ありがとうを“届ける”】

― 伝えることで、心がつながる

いよいよ感謝の気持ちを届ける日です💌

  • 手紙・絵を渡す/言葉を伝えるグループ

給食室、事務室、職員室…

それぞれが選んだ先生のもとへ行き、手作りのお手紙を手渡ししました💕

「ありがとう」「いつもおいしいきゅうしょくをつくってくれてありがとう」

一つひとつの言葉が、心からの贈り物です☺️

  • 言葉を伝える/歌を贈るグループ

小さなミニコンサートがはじまり、優しい歌声が園内に響きます🎶

聴いていた先生たちの顔には、自然と笑顔が広がりました😍

ちょっぴり緊張しながらも、お手紙を渡し、自分の言葉で感謝の気持ちを伝えることができました👏🏻

この活動は、単に「ありがとうを伝える日」ではありません。

幼稚園では次のような大切な育ちを見ています👀

◆1)“働く人”に気付くことで、社会への興味と敬意が育つ

身近な社会を支える大人たちに目を向ける力は、道徳性の芽生えにつながります✨

◆2)自分で表現方法を選ぶ=主体性と多様な表現力の育ち

手紙・絵・言葉・歌…

どんな方法でも、自分で選んだという経験が次の行動への力となります💪🏻

◆3)異年齢で関わり、憧れと自信が育つ

年少・年中は憧れをもち、年長はリーダーとしての役割を経験します🌟

◆4)“子どもの姿から保育を創る”プロジェクトアプローチ

大人が決めた形ではなく、子どもの「こうしたい」から活動が広がった勤労感謝の日の活動となりました☀️

 

🌸おわりに…

今回の活動は、誰か大人のために「やらされる」ものではなく、

子どもたちの中に自然に芽生えた“ありがとう”の気持ちを、自分の力で届ける時間になりました❣️

手紙を書いたり、絵を描いたり、言葉で伝えたり、歌をうたったり…。

どの姿にも、その子らしい優しさと想いがしっかりと込められていて、

心がほっと温かくなる場面がたくさんありました🫧

これからも幼稚園では、子どもたち一人ひとりの「伝えたい」「やってみたい」という気持ちを大切にし、人とのつながりや思いやりの心が育っていくよう、丁寧に保育を進めてまいります。

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