🌷ちゅーりっぷ組　秋の土の香りとともに…球根を植えました🌷 

朝晩の冷え込みに、本格的な秋の深まりを感じる季節になりました。 
園庭の木々も少しずつ色づき始め、さらさらと落ち葉が風に揺れるなか、 

ちゅーりっぷ組のみんなが春への“ちいさな準備”をしました。 

それは――ちゅーりっぷの球根植えです。 

「なにこれー？」「これが春のお花になるの？」 
「たまねぎみたいだね！」・・・どんなこどもの声がありましたか？ 

 
子どもたちは球根を手にすると、ひんやりした感触に目を丸くしながら、じっくり観察していました。 
球根の形や手触りを感じることも、植物の育ちにふれる大切な体験のひとつです。

みんなでそっと土を掘り、「おふとん作ってあげるんだよ」と先生が声をかけると、 

「ふかふかにしよう！」 

「おやすみ〜って言ってあげよう！」・・・どんな感じで進めましたかー？ 

と、土の感触を楽しみながら丁寧に植えていきました。

植え終わったら、やさしくお水をどうぞ。 
じょうろを持つ姿はとても真剣で、 
「大きくなあれ！」 
「かわいいお花、咲いてね！」・・・どんな言葉がありましたか？ 

 
子どもたちのあたたかな声が、秋の澄んだ空気にすぅっと広がっていきました。 

そしてこの球根には、もうひとつ大切な願いを込めています。 
春にちゅーりっぷが咲くころ、幼稚園には新しいちゅーりっぷ組のお友だちが入園してきます。 
「新しいお友達を、きれいなお花で迎えてあげたいね」と話すと、 
子どもたちは「うん！」「喜ぶかな？」と、ちょっぴり先の未来に思いをはせる姿も見られました。 

 
花の成長を見守ることを通して、新しい仲間を迎える“見通し”を持って生活する気持ちが、子どもたちの中に育ちつつあります。 

今は、まだ静かに眠っているちゅーりっぷ… 
でも子どもたちは、すでに「どんな色かな？」「にじいろがいい！」と春への期待でいっぱいです。 

落ち葉が広がる秋の時間に、子どもたちが植えたこの小さな球根。 

やがて冬を越え、あたたかな春の日差しの中で、きっときれいな花を咲かせてくれることでしょう。 

そしてその花は、新しい仲間たちを歓迎する、すてきな贈り物にもなります。

これからも、みんなで優しく見守っていきます🌷