幼稚園だより
好きな遊びの中で育つ心と力 〜プレイルームのひととき〜
2025.12.23

プレイルーム(預かり保育)での、子どもたちの遊びの様子をご紹介します☺️
プレイルームでは、午前中それぞれの学年において集団生活を一生懸命に過ごした子どもたちが集まり、年少組・年中組・年長組が一緒に過ごす縦割り保育を行っています🎶
年齢の違う友だちと関わる中で、年上の子は自然と小さい子を気にかける姿が見られ、年下の子は「やってみたい」「まねしてみたい」という気持ちを膨らませています🎈
こうした日々のやり取りの中で、思いやりや社会性が少しずつ育まれています✨

午後の時間は、ほっと気持ちを緩めながら過ごせるよう、一人ひとりのペースや「やりたい遊び」を大切にしています🌱
静かに遊ぶ、友だちと賑やかに遊ぶ、それぞれが心地よい形で過ごしています🫧
さて、最近のプレイルームでの流行は「編み物」です🧶
トイレットペーパーの芯に割りばしを取り付けると、あっという間に手作りの編み機が完成。子どもたちは夢中になって毛糸を編み進めています❣️

「これはマフラーになるんだよ」
完成を思い描きながら取り組む姿がとても印象的です💕

段ボールを使った編み機も登場し、廃材が遊びの道具へと生まれ変わる体験も楽しんでいます📦
「ミサンガにしようかな」「ストラップにしたいな」

友だちと並んで編んだり、一人で黙々と集中したり、編む場所もスタイルもさまざま👀

編み物を通して、指先の巧緻性や集中力、順序を考える力、目と手の協応などが自然と育っています✨
おままごとも、学年を越えて人気の遊びです❗

「いらっしゃいませ」「これどうぞ」「次は何を作ろうか」と、やり取りを楽しみながら遊ぶ中で、言葉のやり取りが豊かになり、相手の思いをくみ取る力が育まれています🌟役になりきって遊ぶことで、想像力や表現力も伸びていきます🖌️

ブロック遊びでは、「これは動物の通り道なんだよ」と工夫しながら組み立てる姿が見られました🚃

先日の遠足で動物園に行った経験が、遊びの中にしっかりと生きています🐒
実体験が遊びに結びつくことで、学びがより深まり、記憶として定着していくことを感じます✨

線路をつなげての電車遊びも大人気です🛤️

「ここにつなげたら長くなるよ」「次は駅を作ろう」と友だちと相談しながら進める中で、試行錯誤する力や協力する力、空間認識力が育っています🫧

うまくいかなくても、何度もやり直しながら完成を目指す姿に、成長を感じます☺️
広い廊下では、警察ごっこも楽しめます🚓

役になりきったりと、捕まらないように身をこなしたり、体を動かしながら、ルールを守ることや役割を意識する経験につながっています🔎
また、月々の季節に合わせた製作活動にも取り組んでいます✂️

こちらは「メリークリスマス!」のサンタさんを製作中🎅🏻
色や形、貼り方を工夫しながら、「どんなサンタさんにしようかな」と考える時間も大切にしています💭
季節を感じる製作を通して、行事への期待や表現する楽しさが広がっています🎀
プレイルームでは、子ども自身のペースで選び、考え、取り組む姿勢を何より大切にしています。「必ずこれをしなければならない」という活動はありません❣️

自分で選んだ遊びだからこそ、夢中になり、満足感や達成感を味わうことができます🥰
こうした日々の積み重ねが、子どもたちの心と体の成長へとつながっていることを、これからも大切にしていきたいと思います🌟

