幼稚園だより
自然園へのお散歩 〜季節を感じ、心を育てるひととき〜
2025.12.23

プレイルームでは、自然園までお散歩に出かけました‼️
澄んだ冬の空気の中、子どもたちは足取りも軽く、期待に胸をふくらませながら歩いていました✨


道中では、年少組の子どもたちが、年中組・年長組のお兄さんお姉さんと手をつなぎ、嬉しそうに歩く姿が見られました😆
「こっちだよ」「ゆっくりでいいよ」と、自然と声をかけ合う様子に、異年齢ならではの温かな関わりが感じられました。
安心して歩く年少さんの表情からも、信頼関係が育まれていることが伝わってきます。



自然園では、お正月に向けてしめ縄飾りづくりに取り組みました👏
年中・年長組の子どもたちは、年少組のお友だちと一緒に活動に取り組みながら、
「南天2つだね!」
と、年少組の分もしっかり数に入れて準備する姿が見られました。
思いやりの気持ちが自然と行動に表れ、心の成長を感じるひとときでした💕





南天・千両・万両をしめ縄に添えたり、落ち葉や松ぼっくりを拾ったりしながら、自然の素材に親しみます🌿
「この葉っぱ、色がちがうね」「きれい!」と、いろいろな形や色の落ち葉を拾って嬉しそうに見せてくれる姿が印象的でした。
自然の中で五感を使って遊ぶ経験が、豊かな感性を育てていきます。
幼稚園に戻ってからは、来年の干支である馬を作ったり、キラキラの扇やリボンを飾ったりと、製作はさらに広がっていきました。
「ここにつけたいな」「もっとかわいくしよう」と、一人ひとりが自分なりの表現を楽しみ、想像力をのびのびと発揮していました。


また、自然園ではみかんと柿の収穫も行いました🍊
鳥や動物に食べられないように大切にカバーがかけられている様子を見て、子どもたちは興味津々👀
「ぼくも!」「わたしもやってみたい!」と、本格的な収穫体験に目を輝かせていました✨
収穫した柿とみかんは、厨房で調理してもらい、安全におやつとしていただきました😋
自分たちで収穫した実の味は、きっと心にも残ることでしょう。

そして、このお散歩の日である12月22日は冬至でした。
帰り道には、幼稚園の近くにお住まいのおじさまから柚子を分けていただく、心温まる出来事もありました❤️
子どもたちは柚子を手に取り、
「いい香り」「食べたくなっちゃう〜」
と、香りを楽しんでいました。
実際に触れ、においを感じる体験は、子どもたちの感覚や季節への理解を深めてくれます。
自然園の近くでは、「小野学園さん?」と声をかけてくださる方もおり、地域の皆さまがいつも温かく見守ってくださっていることを改めて感じました。
子どもたちは、自然や人との関わりの中で、多くのことを学び、心を育んでいます。
地域の皆さまの温かなお心遣いに、心より感謝申し上げます。
これからも、季節を感じる体験や異年齢での関わりを大切にしながら、子どもたちの豊かな育ちを支えていきたいと思います。

